内容紹介
前科持ちの刑務所仲間―それが芭子と綾香の関係だった。“過去”に怯えながらも、東京の下町に居場所を見つけて、ゆっくりと歩き始めた時、二人は自分たちの大きな違いに気づき始める。人を殺めるとは何か。人が生きていくとは何か。亡くなった人間が残すものとは何か。そして、いつか、彼女たちの長い夜は明けるのだろうか?受苦の時代に暮らす全ての日本人に贈る、感涙の大団円。
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (くーさんさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
まさか震災が出てくるとは・・このシリーズが終わってしまうのは残念、始まったものは必ず終わるから仕方ないね。南君との続きとか、あの親切なおまわりさんのその後とかも読みたかったな。
読書履歴
2013/03/31
373ページ
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