内容紹介
とつぜん出現した謎の犬におびえる人々を描く表題作。老いたる山賊の首領が手下にも見放され、たった一人で戦いを挑む「護送大隊襲撃」...。モノトーンの哀切きわまりない幻想と恐怖が横溢する、孤高の美の世界22篇。
書籍情報提供: Google Books
miyan
Lv.239
かなりブラックな色合いの強い作品。
そういう風に取れるのはやはり著者の洞察力が
素晴らしいからだと思います。
表題作は「人間」の良くも悪くも習性というものを
よく表した作品だと思います。
いざ、制限された環境から
開放されても私たちはパッ、とはしないということ。
きっと慣れが応用を奪っているのでしょうね。
それと「風船」も面白いでしょう。
よい方向にはなかなかいかない、という点で。