内容紹介
あの夏の日、少女たちは川のほとりにある「船着場のある家」で合宿を始めた。夏の終わりの演劇祭に向けて、舞台背景の絵を仕上げるために。それは、楽しく充実した高校生活の最高の思い出になるはずだった。ひとりの美しい少年の言葉が、この世界のすべてを灰色に変えるまでは...。そして、運命の歯車は回り始めた。あの遠い夏の日と同じように―。運命の岸辺に佇む少女たちの物語。
書籍情報提供: Google Books
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63人
3.5
yuchan
Lv.143
美術部員の鞠子が憧れの先輩である香澄、芳野と一緒に演劇祭の準備をするために香澄の住んでいる船着き場の家で合宿する話。第1章で毬子の話にひきこまれ、第2章で芳野の視点から話が進んで目が離せなくなり、第3章で鞠子の友人真魚子の視点で衝撃の事件が。現在進行形で話が進む中で子供の時の事件も明らかになっていく。少女たちのそれぞれの思いが丁寧に書かれてあってさすが恩田さん。蛇行する川のように揺れている感じでタイトルもうまい。