
内容紹介
「...最初がメールだったから仕方ないのかもしれないけど、なんかずっと、お互い相手を探ってるっていうか...。信じようとは思うのに、それがなかなかできないっていうか...」亮介の声を聞きながら、美緒は窓辺に近寄った。「ほんと、なんでだろうね?」東京湾岸を舞台にきらめく、寄せては返す強く儚い想い。芥川賞、山本賞受賞作家が紡ぐ、胸に迫るラブストーリー。

📝 レビュー (suicaさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
面白い!東京湾を挟んで働く2人の話で、これからってところまでを書いてるのもいい。たんたんとしているのに、2人の人となりがよく見えた。
読書履歴
2012/10/02
269ページ
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