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なぜ美人ばかりが得をするのか

なぜ美人ばかりが得をするのか

ナンシー エトコフ

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1人が登録
181回参照
2012年10月2日に更新

書籍情報

ページ数:
285ページ
参照数:
181回
更新日:
2012/10/02

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📝 レビュー (なみえいさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
P61/人は基本的に美しい人を前にすると、喜ばせたいと思い、とりいるような態度をとり、話に乗り、役立ちそうな噂話を聞かせ、通りですれちがえば敬意を払って距離を置く。

P63/いくつかの研究では、自由業の人(画家、評論家、学生など)は、見かけがいいほどその仕事が高く評価されるという結果がでた。

P73/「恋が芽生えるきっかけとして、容姿ほど重要なものはおそらく他にあるまい」

P84/男性は人からの妬みをあるがままに、成功のしるしと受けとる。

P101/女性の外見は、どのように「読まれた」場合も、一般に管理職で求められる資質にはつながらない。

P239/豪華な尾羽や色あざやかな羽飾りをそなえた鳥は、自然な形の羽根をもつライバルよりも、交尾の成功率が高い。人間の場合も同じである。

P249/奇抜さを楽しめるのは、身分の高い者にかぎられる。社会的地位に守られ、独自の規則を自由につくりあげることができる彼らは、前衛的なファッションや芸術のパトロンあるいは作り手となってきた。

P250/「俗悪を恐れてはだめ。警戒すべきは退屈さ、中流的な凡庸ささです。」

P254/生地見本、通りで見かけた女性、歴史的な図版、絵画、バレエ、旅行、そしてみずからの想像力に触発されて、ポール・ポワレ、マドレーヌ・ヴィオレ、ココ・シャネル、クリスチャン・ディオール、クリストバル・バレンシアガ、ユベール・ジヴァンシーなどが、世界でもっとも詩的で刺激的な服を創造した。

P279/美しさのために時間を浪費しなければ、それ以上のものが達成できるという意見はナンセンスだ。

P281/美は訪れを待つものではない。美は生みだすものだ。

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