
書籍情報
- 著者:
- 有川 浩
- ページ数:
-
462ページ
- 参照数:
- 399回
- 登録日:
- 2012/08/26
- 更新日:
- 2013/03/04
- 所有者:
-
jackdockさん
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内容紹介

読書履歴
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いつもの展開
頭打ちの美人記者とケガでパイロットをやめざるを得なかった広報官。
自分がテレビ屋だということをのぞいても、非常に興味深い。
恋愛要素はそれなりに強いが、それだけではなく、物の見方、人との関わり方、意地のはりよう笑
共感できることが多いのは、誰もが陥る可能性のある挫折や行き違いが多く取り上げられているから。
ラストに東日本大震災にも触れ、いろんな意味で、考えさせられもした。
ほんわか、いい話でした。

世の中知らないことが多いと痛感させられた。話しに出てくるキャラは本当に皆魅力的で楽しい反面こんなに大変な思いをしてるんだと・・今まで全く考えた事もなかった。本文に出てくる興味のないことには全く無関心という件は当たりすぎててちょっと辛い。

どうしてもすきになれないのに読み続けておる。



2013/03/08
ブルーインパルス、松島基地に来月復帰【震災2年】
時事通信 3月8日 13時34分配信
航空自衛隊は8日、東日本大震災に伴う津波で松島基地(宮城県)が被災し、芦屋基地(福岡県)に移転していた曲芸飛行チーム「ブルーインパルス」について、4月から松島に復帰させると発表した。震災から2年を経て、松島基地の津波対策工事などがほぼ終了した。
小野寺五典防衛相は1月に松島基地を視察した際、「松島基地の象徴であるブルーインパルスを一日も早く戻したい」と語っていた。

おもしろい!

個人的にはドラマの終わり方が好きだけど、この結末もありかな。自衛隊に課せられている制約など勉強になりました。あの日の「松島基地」に関しての疑問の答えも得られました。

空自の広報室を舞台としたエンタメ小説。エンタメ小説の形を借りながら、「楽しい人達だけど、有事に対する覚悟の1点が違う」との著者のあとがきに、震災後に書き加えられたという「あの日の松島」の章に、著者の思いが滲む。自衛隊に対する正しい応援歌、正しい広報小説である。著者の小説としては、「三匹のおっさん」の方が好みだし、小説として出来がいいかどうかは別。

これまたようやく読めました。面白かった〜。先にドラマ見ちゃってたから、ストーリーが分かったのが残念。忠実に再現してたのねー。いいお話でした。
不慮の事故でパイロットの夢を断たれた自衛隊員という設定に興味を持った。あまり屈折せずひたすら前向きな主人公。いつもの有川ワールドだが、恋愛面は恥ずかしくならない程度に抑えられている。最後に加えられた3.11後のエピソードは、実際のニュースを思い出すと共に胸が熱くなった。自衛隊員も被災者なのに大変だな…と感じた事を思い出した。
不慮の交通事故でP免になり夢断たれた若き戦闘機パイロット空井さんと記者からはずされ自衛隊を快く思っていないところにきてしまったテレビや稲葉さんとの少しずつ進む微妙な関係。ミーハー室長の鷺坂さんに、片山さん、比嘉さん。なぜか女を捨ててる柚木さんと見守る後輩の槙さんとの過去。それぞれに物語があってひとりひとりが個性的で愛すべきキャラで素敵な物語。 この本は2011年夏に出る予定のところ、急遽、「あの日の松島」をいれてからの出版になったとのこと。考えさせられることもあり、いつもの心地よさもある本でした。

図書館




































