内容紹介
民主化運動を支持し、権力闘争に敗れて追放された趙紫陽は、その渦中で何を見、何を考え、どう行動したのか?本書は、軟禁状態のままこの世を去った“国家の囚人”が、命をかけて歴史の真実を明らかにしようとした世紀の「遺言」である。

📝 レビュー (けいさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
趙紫陽は中国国務院総理、党総書記を務めた。市場経済を導入するなど経済改革で中国を豊かにし、また法治、民主の実現に取り組んだ。1989年、いわゆる天安門事件で武力弾圧に反対したため党総書記など全ての職を解任され、2005年に死去するまで軟禁された。本書は死後発見された口述テープをまとめた回想録である。政策決定過程などについて、事実を示し理路整然、眈々と語っている。
読書履歴
2012/06/16
477ページ
2012/06/16
381ページ
2012/06/15
335ページ
2012/06/14
302ページ
2012/06/13
264ページ
2012/06/13
222ページ
2012/06/11
173ページ
2012/06/10
111ページ
2012/06/09
59ページ
2012/06/09
9ページ