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Steinbeck: The Grapes of Wrath and Other Writings: 1936-1941 (Library of America)

Steinbeck: The Grapes of Wrath and Other Writings: 1936-1941 (Library of America)

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1人が登録
133回参照
2012年2月29日に更新

書籍情報

ページ数:
1088ページ
参照数:
133回
登録日:
2012/01/26
更新日:
2012/02/29
所有者:
schazzie schazzieさん

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内容紹介

The Long Valley (1938) displays Steinbecks brilliance as a writer of short stories, including such classics as The Chrysanthemums, The White Quail, Flight, and The Red Pony. Set in the Salinas Valley landscape that was Steinbecks enduring inspiration, the stories explore moments of fear, tenderness,...
The Long Valley (1938) displays Steinbecks brilliance as a writer of short stories, including such classics as The Chrysanthemums, The White Quail, Flight, and The Red Pony. Set in the Salinas Valley landscape that was Steinbecks enduring inspiration, the stories explore moments of fear, tenderness, isolation, and violence with poetic intensity.
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📝 レビュー (schazzieさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
Route66の映像を観ながら読み進めた。翻訳書をメインに読んでいたが、やはりしっくりこなくて、原書と照らし合わせながら読んだ。しかし内容はしっかり受け止めることができ、さすがスタインベックだと思えた。やはり原書で読んだほうが良い。翻訳はどうにも…。内容はこれでもかというほどの不幸の連続。それに立ち向かう不屈の精神はアメリカ人ならではか。アメリカ人の前向きな姿勢はすごいと思った。そして逆境における女性、特に母親の強さは全世界共通だろうと思う。結末はハッピーエンドでもなんでもないが、やはり生命を生み出す母親の強さが印象的な最後だった。だから、ケルアックの『路上』のようなロードノベルと評するのはやめてほしい。もっと重厚で、人間の悲哀と希望がぎゅっと詰まった話である。

読書履歴

2012/02/29 1088ページ

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schazzie
schazzie Lv.108

Route66の映像を観ながら読み進めた。翻訳書をメインに読んでいたが、やはりしっくりこなくて、原書と照らし合わせながら読んだ。しかし内容はしっかり受け止めることができ、さすがスタインベックだと思えた。やはり原書で読んだほうが良い。翻訳はどうにも…。内容はこれでもかというほどの不幸の連続。それに立ち向かう不屈の精神はアメリカ人ならではか。アメリカ人の前向きな姿勢はすごいと思った。そして逆境における女性、特に母親の強さは全世界共通だろうと思う。結末はハッピーエンドでもなんでもないが、やはり生命を生み出す母親の強さが印象的な最後だった。だから、ケルアックの『路上』のようなロードノベルと評するのはやめてほしい。もっと重厚で、人間の悲哀と希望がぎゅっと詰まった話である。

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