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ナガオカケンメイの考え

ナガオカケンメイの考え

ナガオカ ケンメイ

この本の所有者

2人が登録
126回参照
2012年1月30日に更新

書籍情報

ページ数:
389ページ
参照数:
126回
更新日:
2012/01/30
所有者:
エリ エリさん

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📝 レビュー (エリさんのレビュー)

レビュー:
良く考える人は良く気付く。
業界のデザイナー達と群れるよりも、「外から見る」ことを意識し、「生活者の側に」いるデザイナーでありたいというナガオカケンメイ氏の日記。やっと読みました。

以下、共感したところや
自分に当てはまるとこ抜粋メモ。

消費者はデザインの勉強などしていない。デザイナーや建築家がいかなる講釈をたれても、それはただの情報でしかない。消費者にとってもっともっと身近に感じて、なおかつ「社会性」のある「分かりやすい理由」はデザイナーなら用意しておく必要がある。
あるデザイナーが「デザイナーとはコミュニケーションのプロでなくてはならない。」と言っていた。
そのとうりだと思う。
学生の卒業制作を見ていて何かが足りないと思ったならば、それは間違いなく「現状的な社会性」である。
逆を言えば、「学生のようなプロのデザイナー」のなんと多いことかと思う。

「仕事がない」「伝統を伝えたいけど上手くいかない」「彼にふられそう」
それぞれに原因がある。「必要ではない」からだ。なくなっていくものには理由があるし、何でも引き継げばいいということではない。
引き継ぐ、継続する前に「なくなりそうな理由」をとことん考えてみたいところです。

会社とは、創立者の考えにいかに近づき、自分の才能とどうマッチさせるかと働く場所である。

自分が自分の貴重な人生を使って何を試しているかを実感しながら生きる

企業に参加するということは、「自分のことのように、その企業がしていくことに関心がある」ということでなければ、個人としても時間の無駄だと思う。会社員とは、経営者に隣接した視点で、自己の力と才能を明確に提示して、そこに意見を行動をし、その目的を達成するビジョンの共有意識で加わるメンバーであってほしい。

デザインを判定するのは、いつの時代も素人である生活者。
デザイナーとは、ド素人であり、プロでなくてはならない。


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