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ミステリウム

ミステリウム

この本の所有者

(3.0)
3人が登録
292回参照
2012年2月8日に更新

書籍情報

ページ数:
320ページ
参照数:
292回
登録日:
2012/01/14
更新日:
2012/02/08
所有者:
たむ たむさん

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📝 レビュー (たむさんのレビュー)

評価:
3/5
レビュー:
作者は気取った文章を好み、さらに比喩を多様するので、流して読むと、すんなりと言葉が頭に入ってこなかった。

今年の頭に発行されたミステリ関係の雑誌で、この本を何度か目撃したけれど、そこまでいいかな……。
期待しすぎた感はあるけれど。

ミステリとしての驚きは少ない。
そもそもこれがミステリなのかどうかも怪しい。
ただいくつかの印象的な言葉と出会えただけでも、読んだ価値は十分あった。

読書ペースが全然上がらないので、読み切れるかさえ不安になった。
結局最後までペースは一定。
かなり努力してページをめくった印象が残る。

読書履歴

2012/02/08 320ページ
2012/02/08 297ページ 「きみがキャリックで探していた大量殺人者は、大昔から世界中を自由に活動していて、いずれわれわれもそれにもどっていくんだ。私がいっているのは、いうまでもなく、自然のことだ」
2012/02/07 267ページ 『彼らは遠い昔の商人たちのように、自分がなにか首尾一貫したものの一部でありたいと願ったのだ』
2012/02/07 283ページ そういえばまた炭鉱が出てきた。炭鉱での事故っていう出来事は、外国の人にとって、たとえば今でいう火事のように、ごくあたりまえの災害だったのかな
2012/02/07 256ページ 「美は浅薄であてにならない。もっとずっと深遠で永続的なものが恐怖の力であり暗闇であった」
2012/02/07 247ページ 「ここにいるのは、ルーツをもたないので、どんな場所にも数週間で土地の人になってしまえる男であり、危険なほど適応力のある男だった」
2012/02/07 184ページ 「真実を語ることができるのは、あなたがあまりよく知らないときだけなのよ」
2012/02/06 110ページ ミステリウムってアクアリウムみたいだと思ってたけど、「職業・秘儀」って意味なのかー
2012/02/03 30ページ うとうとしながら読書。今日は12時には寝よう。霧深い小さな町が舞台の物語。比喩の多い文章も、ストーリーもやっぱり霧に覆われてる感じ。こういう回りくどさは、翻訳小説独特の味だなーと思う

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作者は気取った文章を好み、さらに比喩を多様するので、流して読むと、すんなりと言葉が頭に入ってこなかった。

今年の頭に発行されたミステリ関係の雑誌で、この本を何度か目撃したけれど、そこまでいいかな……。
期待しすぎた感はあるけれど。

ミステリとしての驚きは少ない。
そもそもこれがミステリなのかどうかも怪しい。
ただいくつかの印象的な言葉と出会えただけでも、読んだ価値は十分あった。

読書ペースが全然上がらないので、読み切れるかさえ不安になった。
結局最後までペースは一定。
かなり努力してページをめくった印象が残る。

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