📝 レビュー (たむさんのレビュー)
評価:
3/5
レビュー:
作者は気取った文章を好み、さらに比喩を多様するので、流して読むと、すんなりと言葉が頭に入ってこなかった。
今年の頭に発行されたミステリ関係の雑誌で、この本を何度か目撃したけれど、そこまでいいかな……。
期待しすぎた感はあるけれど。
ミステリとしての驚きは少ない。
そもそもこれがミステリなのかどうかも怪しい。
ただいくつかの印象的な言葉と出会えただけでも、読んだ価値は十分あった。
読書ペースが全然上がらないので、読み切れるかさえ不安になった。
結局最後までペースは一定。
かなり努力してページをめくった印象が残る。
今年の頭に発行されたミステリ関係の雑誌で、この本を何度か目撃したけれど、そこまでいいかな……。
期待しすぎた感はあるけれど。
ミステリとしての驚きは少ない。
そもそもこれがミステリなのかどうかも怪しい。
ただいくつかの印象的な言葉と出会えただけでも、読んだ価値は十分あった。
読書ペースが全然上がらないので、読み切れるかさえ不安になった。
結局最後までペースは一定。
かなり努力してページをめくった印象が残る。
読書履歴
2012/02/08
320ページ
2012/02/08
297ページ
「きみがキャリックで探していた大量殺人者は、大昔から世界中を自由に活動していて、いずれわれわれもそれにもどっていくんだ。私がいっているのは、いうまでもなく、自然のことだ」
2012/02/07
267ページ
『彼らは遠い昔の商人たちのように、自分がなにか首尾一貫したものの一部でありたいと願ったのだ』
2012/02/07
283ページ
そういえばまた炭鉱が出てきた。炭鉱での事故っていう出来事は、外国の人にとって、たとえば今でいう火事のように、ごくあたりまえの災害だったのかな
2012/02/07
256ページ
「美は浅薄であてにならない。もっとずっと深遠で永続的なものが恐怖の力であり暗闇であった」
2012/02/07
247ページ
「ここにいるのは、ルーツをもたないので、どんな場所にも数週間で土地の人になってしまえる男であり、危険なほど適応力のある男だった」
2012/02/07
184ページ
「真実を語ることができるのは、あなたがあまりよく知らないときだけなのよ」
2012/02/06
110ページ
ミステリウムってアクアリウムみたいだと思ってたけど、「職業・秘儀」って意味なのかー
2012/02/03
30ページ
うとうとしながら読書。今日は12時には寝よう。霧深い小さな町が舞台の物語。比喩の多い文章も、ストーリーもやっぱり霧に覆われてる感じ。こういう回りくどさは、翻訳小説独特の味だなーと思う
AIが見つけた似た本
「ミステリウム」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
ホワイトアウト (新潮文庫)
真保 裕一
日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間!荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。同僚と、かつて自分の過失...
28人
4
たむ
Lv.16
作者は気取った文章を好み、さらに比喩を多様するので、流して読むと、すんなりと言葉が頭に入ってこなかった。
今年の頭に発行されたミステリ関係の雑誌で、この本を何度か目撃したけれど、そこまでいいかな……。
期待しすぎた感はあるけれど。
ミステリとしての驚きは少ない。
そもそもこれがミステリなのかどうかも怪しい。
ただいくつかの印象的な言葉と出会えただけでも、読んだ価値は十分あった。
読書ペースが全然上がらないので、読み切れるかさえ不安になった。
結局最後までペースは一定。
かなり努力してページをめくった印象が残る。