
星を継ぐもの (創元SF文庫)
この本の所有者
書籍情報
- 著者:
- ジェイムズ・P・ホーガン
- ページ数:
-
309ページ
- 参照数:
- 453回
- 登録日:
- 2012/01/06
- 更新日:
- 2012/05/01
- 所有者:
-
artimo14さん
この本を共有する
読書履歴
AIが見つけた似た本
「星を継ぐもの (創元SF文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を2冊見つけました
人類は衰退しました (ガガガ文庫 た 1-1)
田中 ロミオ
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人...
「たいていの動物は、絶望的状況に追い込まれるとあっさり運命に身を任せて、惨めな滅亡の道をたどる。ところが、人間は決して後へ退くことを知らないのだね。人間はありったけの力をふり絞って、地球上のいかなる動物も真似することができない粘り強い抵抗を示す」
登場人物達は少ない情報の糸をたぐっていき、真実を明らかにしていくSFの謎解き物。ひとつひとつの謎が分かる度に新しい謎が出てくる名作。
星を継ぐもののタイトルも何重かの意味をかぶせてきてます。残った謎は続編のガニメデの優しい巨人へどうぞ。
社会人的に組織について解釈してみる。組織が有能な活動を保つためには、各部署の情報、活動を連結させる必要があることを感じている。だから、組織に必要な人間は誰か?と考えると、グレッグ・コールドウェルなんだろうなと。ハントやダンチェッカーを発見して、ちゃんと有効に働けるように人材を配置できた彼の才覚無しに、物語は完結しなかったわけだ。どこの組織にもハントはいる、ダンチェッカーもいるコールドウェルのような大胆な人間こそ、大切にした方がいい。
久々に骨太のSFって感じ。
こうなんつーか、こうも見事に伏線を展開して見事にまとめあげていることにびっくり。

おおおもしろい…こんなにSFがおもしろいとは。伏線のとかれる感触の爽快感を久々に本で味わった。

地球人の過去を根底から覆させられる。しっかりとしたエビデンス ベイスド ストーリー


30年以上前の作品だが、全然古くない。傑作です。続編が読みたくなります。


科学的知識に乏しい僕には理解しながら読み進めていくのに苦労しました

世評どおりこれは本当に面白い。自分はSFのよい読者ではなく、SFは、萩尾望都の漫画くらいで、あとはほとんど読んでないといってもよい。でも、本書は、月で発見された人間に酷似した生命体の死骸の謎を巡ってのミステリー要素が強く、月、地球、惑星の歴史、人類の起源にまで遡り、ラストは圧倒的な読後感。。大満足。しかし、題名がいいなぁ。

用語たくさんだけど面白かった
謎を解く楽しみに一気に読み進めてしまった。
SFにありがちな難解な専門用語も、いまの時代ならイメージが容易にできる。とても読みやすい。
プロローグからの掴みは、自分が月面に立ち尽くす気分になるほど、引き込まれる文章だった。

かなり面白いSF


















































