若きエンジニアへの手紙―「実験」とは何か、「研究開発」の現場とは (K K PRESS)
この本の所有者
AIが見つけた似た本
「若きエンジニアへの手紙―「実験」とは何か、「研究開発」の現場とは (K K PRESS)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
STUDY HACKS!
小山 龍介
ビジネスマンの学習生産性を、楽しみながら画期的に向上させるハック集。資格試験から、語学学習、MBA取得まで若手ビジネスマンが身につけておきたい学習ノウハウを網羅する。
アイデアのつくり方
ジェームス W.ヤング
アイデアはどうしたら手に入るか―― その解答がここにある! アメリカの超ロングセラーが明かす究極の発想術。 60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。“アイデアをどうやって手に入れるか”という質問へ...
「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)
斎藤 孝
今日のように社会構造が根底から揺らいでいる時代には、各自が固有の判断のもとに動くほかない。そのためには、オリジナルなスタイルをもつことが大切である。「できる人」はどのように“技”を磨き、上達の秘訣を掴...
起業・企画・営業・雑談のネタは日常の諦めている不便利から
田口 元
人気サイト『百式』に寄せられた全国読者からの投稿を厳選して一挙公開。日常生活のしょうがないなぁ...を逆転の発想で打ち破るアイデアの数々。雑談のネタからビジネスのヒントまで、アイデアに悩むすべての人に...
半導体とか懐かしいなーとか思いつつ読み終えました。
ソニーの中央研究所所長を務め、トランジスタの誕生に貢献した氏による若きエンジニアに宛てた手紙のような一冊。
自分自身、若手かどうか微妙なお年頃ですがいろいろと心に響いたのです。
氏が引用している物理学者ショックレーの言葉が素晴らしい。
「私は愚かなんだよ。本当に愚かだ。ただ、少し他の人よりもましなのは、愚かさのために生じる失敗を、有効に活かす方法を少し身につけたところくらいのものなんだ」
「そもそも、神でない人間は、実に愚かな存在だ、ということである」
「もし、この愚かさが、人間として避けられない宿命だとするなら、私たちにできることは、あきらめずに努力をつづけ、挑戦をくり返す。ということだけしかない」
そうだよなー、そうじゃなきゃいかんよなーと自分を省みてイタタと感じたり。
以下はメモ:
・研究には執念が必要なのです。
・矛盾が出たら徹底してこだわれ
・現象の説明をするために、これまで使われたことのない、新しい考え方やモデルを提唱することは、ある条件を満たしている限り自由にできます。しかし、その仮説で、ある説明をしてみたところで、そこまでで終わりにしてしまったら、それは、「言い換え」に過ぎないのです。<中略>人間が科学や技術の歴史を作ってきたのは、必ずそこから一歩ずつ進めて、少しでも正確な認識を得ようとし、また、それによって役に立つ方法を見つけて状況を変えようとする努力によるものでした。
・「考えることについてよく考えれば、考え方が進歩する」"Thinking about thinking improves thinking."
・"respect for scientific aspets of practical problems." 現実の中に生ずるさまざまな問題には、科学の眼ではっきりさせるべき面が伴われている。そのことについて、充分な気くばりをすることがたいせつなのだ
・「玄人の発想」と「素人のような発想」
・手を使い、指を使う
エンジニアとしてもっともっと精進していきます!