メニュー
彼方の友へ

彼方の友へ

伊吹有喜

4
1人が登録
1件のレビュー

みんなの評価

4
5
0件
4
1件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

yuchan
yuchan
2022年3月読了
卒寿を迎えた老人施設にいる波津子のもとにフローラ・ゲームが届いたところから回想がはじまる。音楽家の女中をしていた波津子が遠縁から編集部の仕事を紹介され働き始める。戦前の女性が働くのにはなんで不自由なんだろう。自転車で作家の先生をかっさらってくるくだりはハラハラした。だんだん戦争が進むにつれ、愛する人は出征する中、美しい物が軟弱と見なされる。雑誌が刊行できなくなりそうなところを物語を作ったりして必死で繋いでいく様子には心の中でエールを送っていた。言霊の助くる国ぞ、ま幸くありこそ友よ、最上のものを。

この本を読んでいる人(1人)

読書ステータス

読了 1人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します