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誰がための刃

誰がための刃

知念実希人

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レビュー

カピバラ
カピバラ
2019年4月読了
最後の拳銃を撃つシーンは感動した、同様のシーンを見た記憶がない。医療に関しても凄いと思う。

ところが、感情や医療技術が細かすぎるというかマニアック過ぎてストーリーの展開が追いつかなくて雑、また結末に対しての理由作りが強引すぎて、途中で起こる偶然エピソードが『そんな偶然あるわけねぇだろ』と、いちいち冷静になってしまう。物語が、とっ散らかってる。
ヒロインとの生々しい描写は、不要だった。ラストの『愛』のためにの理由として必要だったのだと思うけど、ヤクザ数人に拉致されたわりには、レイプされない。
物語の骨格が素晴らしいのに、すごく残念。

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