みんなの評価
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レビュー
交流分析の入門書を何冊か読んだ後に読んだ本ですが、「専門家から見た入門書」であって、交流分析って何だろう?と初めて読む人向けには書かれていません。もうちょっと分かりやすく言いますと、専門家が交流分析の入門書を書こうとしたとき、アレもコレもととにかく全てについて詰め込もうとします。しかしページ数はたった100ページちょっとですからどうしても広く浅くなり、また「この言葉(キーワード)は重要だ」ということで専門用語も普通に使われています。ですので、読む対象者が専門家になってしまい、彼らから見て「ああ、入門書だね」となりますが、本当の対象者である「交流分析って何?」といった人の方向に向いていません。ブルーバックスの「自分がわかる心理テスト」などである程度交流分析ってこんなのなんだと知ってから読んだ方がよいと思います。
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