
レビュー

zooko012
2011年9月読了
生まれたときに植えられ、折折に悩みを相談し、人生の終わりまで共にし、特別の関係を取り結ぶ「守護の木」「分身の木」。フィンランドの子供たちが木の上につくる「ツリーハウス」。人と森・木との関わりが、フィンランドの伝説とともに紹介される写真集である。フィンランド人の自然観が日本人と似ていることもよくわかる。フィンランドで「もっとも美しい本賞」を受賞。確かに美しい写真集であるが、個人的には紙質があまり好きではない。