みんなの評価
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1
レビュー
なんだか読後感がスッキリしないのは、インドネシアを舞台にしていながら、未開の地を行く文明人と言う古いステレオタイプの作品だからだろう。確かに恐怖の出血熱ウイルスとその原因を巡る謎と言うストーリー展開は巧みで惹きつけられるものがある。しかし、出てくるインドネシア人は悪意のある人物ばかり。数万人と言う被害者には特に何の配慮もない。あたかも3人のアメリカ人の命の方が数万人のインドネシア人の命の方が重要だと言わんばかりだ。まぁ、そんなことを考えても仕方がないのだろう。ストーリーは、面白い。
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