レビュー

acaris
2010年10月読了
食物連鎖の頂点に立つ(と言われている)人間が「生き残るために」生物多様性が必要である、という本。でもあっちを直そうとすればこっちが絶滅する、両方上手くバランスを取るのは到底出来ないことで、しかも人間の「目に見えている」生物しか守ろうとしておらず、菌類や微生物やありとあらゆるところに潜んでいる生き物にとっては「大きなお世話」にしかなっていないような気がする。いつか人間より上に立つ生物が現れたら、その生物に「都合のいいような」多様性だかなんだか訴えるのだろうな。
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