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ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師 (電撃文庫)

ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師 (電撃文庫)

上遠野 浩平

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1件のレビュー

この本について

君は何かを取り逃がしてしまったことはあるかな?とてもとても大切なことだったのに、つまらない意地を張ったり、目の前のことばかりに気を取られて見逃してしまったことはないかい?...これはそういうことを繰り返さざるを得なかったある魔術師の話だ。彼は天才で、成功者で、そして失敗者だ。この魔術師が辿る一途で愚かで、そして寂しく陽気なこれはアイスクリームの物語。冷たく鮮烈な甘さは、一瞬の、そう、このぼくブギーポップですら見逃してしまうほど速く、あっという間に溶けて消えてなくなっていくひとときの慰み―道化師と死神とそして夢破れた人々が織りなす、無邪気で残酷な哀しいお伽噺。

みんなの評価

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レビュー

miyan
miyan
2010年7月読了
どこか物寂しい、失敗作のお話でした。
しかし、それは失敗作でも
「世界を変えてしまう」強力な能力だったのですから…

しかし彼は自分自身の痛みに
気づいてほしかったということ…
だからどことなく寂しげだったのでしょうね。

孤独がずっと付きまとう作品でした。

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