メニュー
ビジネスリーダーにITがマネジメントできるか -あるITリーダーの冒険

ビジネスリーダーにITがマネジメントできるか -あるITリーダーの冒険

Robert D. Austin

5
2人が登録
1件のレビュー

この本について

金融サービス会社IVKで中核事業を率いていたジム・バートンは突然、「CIO(チーフ・インフォメーション・オフィサー)」と呼ぶIT責任者への異動を言い渡される。IVK社の経営トップは、前任のCIOを解雇し、後任にバートンを指名した。不本意な異動を受け入れたバートンを待っていたのは苦労の連続だった。ITを知らないバートンを煙たがる部下、巨費を投じた大型プロジェクトの遅れ、ハッカーとおぼしき外部からのシステム攻撃...。コンピューターをダウンさせてしまったバートンは、解雇の瀬戸際にまで追いつめられる。果たしてバートンは、CIOとして成功できるのだろうか?バートンとともに、様々な難局を乗り越えていきながら、ITマネジメントの勘所を身につけることが出来る「小説」。

みんなの評価

5
5
1件
4
0件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

shimo
shimo
2011年10月読了
ビジネスにおけるITのブラックボックス化が起こっている。
これは、リーダーがITの技術的の側面に対する理解を持っていないため、IT部門とビジネス部門の協働が難しくなっているためである。
しかし、ITに関する深い理解を得ることは難しく、IT側の人間でさえ、それぞれの部門について理解することが精一杯であったりする。
本書は、ビジネスリーダーとしてやってきた主人公が突如CIOに任命され、いかにIT部門をマネージしていくかを書いた、一種のケーススタディ本で、小説風に書かれていて読みやすい。
未だ世界で明確な正解のない分野にチャレンジする様が描かれている。

この本を読んでいる人(2人)

読書ステータス

読了 1人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します