この本について
東京郊外の名門校、聖蘭女学院。転校生の彩音は奇妙な幻聴に悩まされていた。そんな時、寮のルームメイトで同じ合唱部員の奈々香に悲劇が襲ったのを皮切りに、彩音の周囲で変死や失踪が相次いで起こる。たった一人で真相究明に乗り出した彩音は、友人の死と“童謡”が密接な関係があることをつきとめるが...。それから5年後―ある事件をきっかけに廃校となってしまった聖蘭女学院の校舎から「深夜、童謡が聞こえる!」と付近の住民が騒ぎ出した。噂を聞きつけたテレビクルーと共に学院を訪れる音響分析官・響子。突然、同行していたスタッフに異変が!童謡に秘められた謎とは?聖蘭女学院で起こった惨劇と童謡の間に秘められた驚愕の関係とは...。童謡が恐怖の戦慄に変わる、ホラー・ミステリー。
読書ステータス
読了
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