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怪談標本箱 雨鬼 (竹書房文庫)

怪談標本箱 雨鬼 (竹書房文庫)

戸神 重明

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この本について

神々の棲まう山と、魔の森に湖。前橋、高崎、安中、藤岡、舘林...鶴舞う形の群馬県で起きた様々な怪を地元を愛する著者が丹念に聞き集めた上毛怪談。子供が一人で渡ると影法師に攫われると噂の新前橋駅北の緑の陸橋。単なる子供の作り話かと思ったら...「影法師」、高崎市内の某宿泊施設にある泊めてはいけない部屋。その隣室で夜聞いたものとは...「あれが悪い」、ダムで入水自殺しかけた女を助けた夫婦。その女が語る意外な事実とは...「舘林の女」、禁じられた登山道に足を踏み入れた女性は絶壁でふと動けなくなる。見れば、足場に湧いた髑髏がつま先に噛みついていて...「榛名山の鎖場」他、あやし恐ろしの全47話!書き下ろし実話怪談!

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