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月見月理解の探偵殺人 2 (GA文庫)

月見月理解の探偵殺人 2 (GA文庫)

明月 千里

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この本について

「だから、わたしの共犯者になって、いただけないでしょう、か?」 初の前に現れた少女、星霧交喙。彼女の姉、花鶏が初の父の仇であるという。 そして、その花鶏を殺すことが目的とも......。時を同じく、理解が再び現れ、彼女も花鶏を捜索中と語る。 「何度捕まえても殺しても現れる不可解な存在、故に《ドッペルゲンガー》という通り名がついている」 花鶏を追う初たちは洗脳心理学者・上坂教授のシェルター《ノアズ・アーク》に閉じこめられてしまう! 脱出ゲームの冷徹なルールの中、殺されていく漂流者たち......。閉じこめられた《ノアズ・アーク》の中で、理解の審判がはじまる! 「化かし合いは、これからだぞ!」※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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レビュー

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2010年4月読了
西尾維新の初期作品を彷彿とさせる、キャラ押し&キャラ構成&推理の小説。特殊能力がある時点で推理小説としてはだいぶ破綻しているとは思うが、それでもキッチリ楽しませてもらいました。主人公のキャラがかなり弱いけど、理解のキャラがいいね。

特殊能力については、西澤保彦の「神麻嗣子の超能力事件簿」シリーズくらい状況と能力を限定してくれると、推理を楽しむ余地があるけど、「ドッペルゲンガー」の能力がかなりメチャメチャだから、ちょっと推理を楽しむって感じじゃなかったのが残念。

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