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猫たちの隠された生活

猫たちの隠された生活

エリザベス・マーシャル トーマス

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taka_aki
taka_aki
2011年8月読了
うーん「犬たちの…」ほど読みやすくはなかったのでした。猫好きなのに…。

学術的と言うか研究的な側面が強いのがその一面なのかなと。

以下はメモ:
・崖っ縁で生きる猫たちは、ハンターとして高度な技術を身につける必要があった。
・彼(つかまえたシマリスを殺した猫)は残酷だったろうか。人間の基準からすれば、そう言えるだろう。しかし人間の基準は、猫族にはほとんど当てはまらない。
・猫が足音を忍ばせ、完璧なまでに慎重なのも、存在を悟られず、ひっそりと生きるための智恵なのだ。
・感覚器官も、わたしたちの想像をはるかに超えて発達している。猫には六種の間隔能力があり、あるいはそれ以上に、霊感までそなわっていると言われることもある。
・この器官(口蓋にある小さな突起)を使うとき、動物は気孔が開くように口をあけ、いわゆる「フレーメン」と呼ばれる状態を示す虎がフレーメンを示すときは、舌をだらりと垂らし、いかにも恐ろしげにニヤッと笑うような印象を与える。
・ウンピョウ(雲色の猫、Neofelis nebulosaという美しい学名がついている)
・たいていの猫がペダルを漕ぐように、あるいはなにかをこねるように、両前足を交互に動かして、その効果(安全だった母親の曲線を思い浮かべる)を高める。これは「パンこね」とも呼ばれる現象で、子猫が母親の乳房からお乳がでるように前足で押すのと同じ動作であり、それにともなって喉もゴロゴロと鳴る。

とは言え、「パンこね」って名称も初めて知ったし、興味深かったのは事実です。

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