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廓祝言

南原 幹雄

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レビュー

miyan
miyan
2012年3月読了
時代官能小説。
どの作品も「まぐわひ」の描写あり。
昔、と言うこともありそのつややかさ、限りなし。

基本的に報われない運命の作品が多いです。
女がゆえにそういう世界に身を落とし、
あがなうことの出来ない運命に身をゆだねることとなり…
最後は、わかりきったことでしょう。

だけれども表題作は
どこか素敵なのです。
遊郭と言う世界で、足を洗えたとしても
望まぬ世界に身を落とさねばならない悲劇…
だけれどもその結末はせめてもの「光」だったのだと思います。

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