この本について
アムンゼンらによる南極点到達後、イギリスの探検家サー・アーネスト・シャクルトンは、世界初の南極大陸横断の冒険に挑戦した。一九一四年十二月、第一次世界大戦が勃発した年に隊員二八名を乗せたエンデュアランス号は南極大陸に向かったが、氷に阻まれて漂流を余儀なくされてしまう。隊員たちは想像を絶する寒さと飢え、疲労と闘うことになった。だが、一年半にも及ぶ困難に絶望することなく生きて帰ってきたのだった。第一次世界大戦の最中に戻ってきた隊員たち。果たして彼らはどんな人生を歩んだのだろうか。過酷な遭難生活と生還後のそれぞれの人生―魂と魂が触れあい、そして時には激しくぶつかりあう冒険をめぐる男たちの「真実の姿」が見えてくる。