
みんなの評価
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5
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3
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1
レビュー
何の本かあまり知らないまま購入。でも、面白かった一冊。
プログラムの世界で言われている「デザインパターン」、もとは建築から来ているって話は聞いたことありましたが、そこ止まり。
この本の前半三分の一では、その祖たる建築家クリストファー・アレグザンダーの説明が為されていたので非常に勉強になった次第。
その後で初めて、プログラミングにおけるデザインパターンの成り立ちや、Wikiの説明になっていくと言う構成。なので、決行すんなり読めました。
・アレグザンダーは「デザインんは建築家の美的関心を満たす表現行為」と考えていたモダニズム建築に違和感を感じていた。大事なのは住む人にとっての心地よさ。
・アレグザンダーは「美しさ」を、住む人に親しみやすさや心地よさを感じさせるものであるべきと考え、人の顔に浮かぶ「笑み」にたとえた。
・都市はツリー構造ではなく「セミラティス構造」。一つの場所が複数の役割を担う。
・「オレゴン大学の実験」におけるブランコの比喩。各領域の専門家と利用者には理解の齟齬がありがち。
・自然都市が備えている質「無名の質(Quality Without A Name, QWAN)」
・パターンランゲージ
1.タスクごとのウィンドウ
2.ウィンドウ内にペインはできるだけ少なく
3.標準的なペイン
4.短いメニュー
5.名詞と動詞
・子供のためのプログラミング環境「Playground」
しかし、Wikiでキャメルケース(英単語の一文字目を大文字にして二単語以上をくっつけたもの)が自動にリンク化されること、これ読むまで知りませんでした…。
プログラムの世界で言われている「デザインパターン」、もとは建築から来ているって話は聞いたことありましたが、そこ止まり。
この本の前半三分の一では、その祖たる建築家クリストファー・アレグザンダーの説明が為されていたので非常に勉強になった次第。
その後で初めて、プログラミングにおけるデザインパターンの成り立ちや、Wikiの説明になっていくと言う構成。なので、決行すんなり読めました。
・アレグザンダーは「デザインんは建築家の美的関心を満たす表現行為」と考えていたモダニズム建築に違和感を感じていた。大事なのは住む人にとっての心地よさ。
・アレグザンダーは「美しさ」を、住む人に親しみやすさや心地よさを感じさせるものであるべきと考え、人の顔に浮かぶ「笑み」にたとえた。
・都市はツリー構造ではなく「セミラティス構造」。一つの場所が複数の役割を担う。
・「オレゴン大学の実験」におけるブランコの比喩。各領域の専門家と利用者には理解の齟齬がありがち。
・自然都市が備えている質「無名の質(Quality Without A Name, QWAN)」
・パターンランゲージ
1.タスクごとのウィンドウ
2.ウィンドウ内にペインはできるだけ少なく
3.標準的なペイン
4.短いメニュー
5.名詞と動詞
・子供のためのプログラミング環境「Playground」
しかし、Wikiでキャメルケース(英単語の一文字目を大文字にして二単語以上をくっつけたもの)が自動にリンク化されること、これ読むまで知りませんでした…。
この本を読んでいる人(2人)
読書ステータス
読了
1人