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埋みの棘―鎌倉河岸捕物控〈10の巻〉 (時代小説文庫)

埋みの棘―鎌倉河岸捕物控〈10の巻〉 (時代小説文庫)

佐伯 泰英

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この本について

金座裏の政次は、ある日、奉行所の内与力より呼び出しを受け、水戸藩の老中澤潟との関わりを尋ねられた。澤潟の名には覚えがなかったものの、政次と亮吉、彦四郎には、十一年前の藩士との出来事が思い出された...。一方、造園竹木問屋・丸籐の番頭が殺され、政次らはその事件を追うことになるが―。探索が難航し、苦悩する政次。そんな折、三人は謎の刺客に襲われる。十一年前の出来事が新たな火種を生んだのか。時代の渦に巻き込まれた政次たちの命運は!?大好評シリーズ、新装版第十弾。

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