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これが見納め―― 絶滅危惧の生きものたち、最後の光景

これが見納め―― 絶滅危惧の生きものたち、最後の光景

ダグラス・アダムス

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2件のレビュー

この本について

絶滅危惧種をとりまく状況は最初から、身もふたもなく絶望的。D・アダムスの名作ノンフィクション。序文はリチャード・ドーキンス。

みんなの評価

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レビュー

Freeney
Freeney
2012年4月読了
イギリス流皮肉タップリでgood
zooko012
zooko012 2012年5月読了
「銀河ヒッチハイクガイド」のマイケルダグラスによる、絶滅寸前の動物探訪レポートである。高野秀行のブログで絶賛されていたので読んだが、紹介されている動物の生態も興味深いし、辺境に至るまでのマイケルダグラスの旅っぷりも楽しく、一流のエンターテイナーによる抱腹絶倒の良書である。笑いに紛れながらの、種を越えてのフラットな動物に対する眼差しも、さすが、「銀河ヒッチハイクガイド」の作家としかいいようがない。「利己的な遺伝子」リチャード・ドーキンスによる茶目っ気タップリの解説も、この本の素晴らしさと、ダグラスに対する敬愛の情が背景としてあるのだと思う。