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四十九日のレシピ

四十九日のレシピ

伊吹有喜

3.8
10人が登録
1件のレビュー

この本について

熱田家の母・乙美が亡くなった。気力を失った父・良平のもとを訪れたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。乙美の教え子だったという彼女は、生前の母に頼まれて、四十九日までのあいだ家事などを請け負うと言う。彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を、良平に伝えにきたのだった。家族を包むあたたかな奇跡に、涙があふれる感動の物語。

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レビュー

yoshiponyo
yoshiponyo
2010年7月読了
こういっちゃ、なんだけど。思いのほか面白かったし、泣けました。うまいですね、この方。様々な会話や、小道具の使い方が実にうまい。乙美さんのレシピはすごいし、家族や人を愛していたんですね。

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