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崖の国物語〈10〉滅びざる者たち (ポプラ・ウイング・ブックス)

崖の国物語〈10〉滅びざる者たち (ポプラ・ウイング・ブックス)

ポール スチュワート

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1件のレビュー

この本について

神聖都市サンクタフラクスと旧地上町の崩壊から約三百年。嵐晶石鉱夫の孤児ネイトは、悪徳鉱山監督官の手をのがれて大開地へたどりついた。腕の立つ職人として働きはじめたやさき、嵐晶石鉱山をめぐる陰謀にまきこまれ、鉱山主の娘ユードキシアとともに営巣地へと旅立つ。嵐晶石。その「第三飛空世代」の画期的エネルギーは、すべての種族を文明化したはずだった。しかしその供給をめぐって、新たなる争いが平和を揺さぶり、人びとの心に生まれた闇が、あの「魔物」を呼びもどしてしまう。そのはざまで翻弄されつつ、ネイトが見出した崖の国の「秘密」とは―!?崖の国のすべてが明かされる、感動のシリーズ完結編。

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レビュー

miyan
miyan
2016年3月読了
これでこのシリーズをすべて読み通しました。
一応、児童文学ではあることはありますが
大人になってから読んだほうが何をたとえているんだろう…
という事をいろいろ勘繰ることができるので
面白いかと。

やはりというべくでしょうか…
全ての悪の緒言は「あのあいつ」でしたね。
まあ、こいつだけは本来崖の国には存在しなかったもの。
しかも何度追い払っても付きまとうぐらいですし
意味深な言動を繰り返していたので。

これはある種人が生活するうえでの
「決定的な罪」なのかもしれませんね。
そう思うとこの作品、すごく深いですよ。

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読書ステータス

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