この本について
1881年、ロンドン。歌劇場でベスはいきなり見知らぬ男から求婚される。莫大な遺産を相続し、先立って婚約したばかりだというのに―。男の正体は公爵家の四男イアン・マッケンジー。逞しい容姿と天才的な頭脳をもちながら、感情をうまく表現できないゆえに変わり者といわれていた。婚約を破棄したベスはパリへ傷心の旅に出るが、そこでイアンと再会し、ふたりは急速に近づいていく。ところが、イアンに殺人の容疑がかけられていることを知り、ベスは真相の究明にのりだすことに...。