この本について
初冬の陽射しが山の端を照らす頃、甲府勤番支配職を解かれた速水左近は、三人の供を従え一路江戸に向かっていた。一方、田沼一派の動向を知った坂崎磐音は、速水一行の帰路を案じつつ夜明けの甲州道中を急いでいたが...。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、超人気書き下ろし長編時代小説第三十九弾。
読書ステータス
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