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少女 (双葉文庫)

少女 (双葉文庫)

湊 かなえ

3.8
70人が登録
9件のレビュー

みんなの評価

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レビュー

Yuuichi_sasha
Yuuichi_sasha
2012年2月読了
湊かなえの作品、2回目の体験。

女子校生の草野敦子と桜川由紀の二人を中心に話が展開していく。
自分自身を見失いそうになっていたときに、人の死をみたい。という衝動をキッカケにして、自分自身を見つけていく。

この小説におけるキーワードは因果応報であり、作品ででてくる登場人物すべてに共通する。
最終的に血は血で贖われるといったところか。
残念なのが、死がなんであるのかの説明、あるいは描写が欠けているところだ。個人的には作者としての具体的な答えを用意しておいてもらいたかった。
ストーリーの展開も途中、飛躍している箇所が見受けられる。(例えばおっさんと敦子の関係)

今後の湊かなえの作品に一層の磨きを期待する。

えみ
えみ
2012年2月読了
転校生が同級生が自殺したと聞いた2人の親友がそれぞれ夏休みに死を体験しようとする。老人ホームのアルバイをする子(剣道上手かったが、ケガとイジメでやめる)と病院で知り合った小学生の死をみようとする子(ぼけた祖母の虐待で片手の握力が弱い)。
ミクメロ
ミクメロ
2012年4月読了
最初は2人の少女がどちらの話なのか混乱して、非常に分かりづらかった。
しかし途中から話のスピードがあがり、一気に読み終えた。とても面白かった。これはもう一度読み返したい。
oops123
oops123
2012年3月読了
行って欲しくない方向にばかり行く事故ばかりのレースを見ている気持ち
lilicoffee
lilicoffee
2012年4月読了
冷たいようで熱く、熱いようで冷たい、でも決してぬるくない。そんな感じの友情。真実の欠片がいたるところに散りばめられていて、読みえたら、絶対最初に戻りたくなる。
さとみ0111
さとみ0111 2013年2月読了
最初は誰の遺書かわからんくてそこが最後の最後でわかるし今回の本は後書きを読んだ方がより理解できる!ほんま因果応報が今回の1つのテーマやなと思わされるぐらいぐるぐる巡ってる。少年2人のとこはほんま衝撃が強い!作家さんってほんますごいなと思わされる作品でした!
suica
suica
2012年6月読了
さすがです。最後のどんでん返し、びっくりした。主人公がちゃんと前向いて歩き始めたので良かったけど、それでも救いようが無いところもこの人らしい。
伊賀ちゃん
伊賀ちゃん
2013年12月読了
面白くもないしつまらなくもなかった

読書ステータス

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