この本について
菜々は武家の娘から女中に身を落としても、いつも元気よく朗らかで、心に一点の曇りもない。前を向いてゆく。切腹した父の無念を晴らすという悲願を、その十六歳の小さき胸に抱えながら。個性豊かな登場人物たちが、じんわりとした温かみを醸成する、極上の葉室エンターテインメント。
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