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社会契約論 (白水Uブックス)

社会契約論 (白水Uブックス)

ジャン ジャック ルソー

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「社会契約論」決定版、待望のuブックス化

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なみえい
なみえい
2012年2月読了
P63/それぞれの国民に適した最良の社会規範を発見するためには、すぐれた知性が必要であろう。その知性は、人間のあらゆる情念をよく知っているのに、そのいずれにも動かされず、われわれの性質とまったく似ていないのに、それを底まで知り尽くし、自分の幸福はわれわれとはかかわりがないのに、しかもわれわれの幸福のために喜んで心をくだき、なお最後に、進みゆく時の彼方に遠く栄光を展望しながら、ある世紀において苦労し、別の世紀においてその成果を享受することのできる、そういう知性でなければならないだろう。人間に法を与えるためには神々が必要であろう。

P82/こういうわけで、かつてはヘブライ人、近くはアラビア人は、宗教主要な目標とし、アテナイ人は文学を、カルタゴとティルスは商業を、ロードスは航海を、スパルタは戦争を、それぞれ主要な目標としたのである。

P142/商業や工芸に心を奪われたり、金もうけを渇望したり、軟弱で安楽を好んだりすると、身体をもって果たすべき職務を金銭で果たそうとするようになる。

P250/しかし、たとえ〜中略〜人間は、社会的になることによって、不幸で邪悪になるとしても、〜中略〜それでもなお、われわれひへ徳も幸福もなく、神は人類の堕落に備える方策もなしにわれわれを見捨てたとは考えないで、悪そのもののなかから、それを癒すべき薬をひきだすよう努力しよう。

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