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最後から二番目の真実 (創元SF文庫)

最後から二番目の真実 (創元SF文庫)

フィリップ・K. ディック

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机龍之介
机龍之介
2010年5月読了
「<必要だから>という言葉こそ、権力を追い求めてやまない者たちが好んで使いたがる言い訳だ。必要性などというものの真意はじつは内面的なものであって、要するに彼らの自己満足にすぎない」
人間は情報に操作されている。権力の有る者も無い者も。すべてが虚偽だろうが真実だろうがどちらでも構わない情報に。
「おまえたちはもう嘘をつけないということを。なぜなら俺たちがそれをゆるさないから。」
果たして最後のこの台詞は可能なのだろうか?

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