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さよなら妖精 (創元推理文庫)

さよなら妖精 (創元推理文庫)

米澤 穂信

4.3
27人が登録
5件のレビュー

この本について

「哲学的意味がありますか?」 一九九一年四月。雨宿りをする一人の少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国したとき、おれたちの最大の謎解きが始まる。覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。謎を解く鍵は記憶の中に――。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。著者の出世作となった清新なボーイ・ミーツ・ガール・ミステリ。

みんなの評価

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レビュー

ぼんぼん
ぼんぼん
2008年5月読了
『村田エフェンディ滞土録』を読んだときの気持ちを思い出しました。
対岸の火事だったできごとが、初めて現実味を持って迫ってくるときの恐怖。痛み。
新しい世界に触れて、自分(故郷)を知るよろこび。
自分に何ができるのか。
世界はでっかいし、人生とは死ぬまで学び悩み誰かを思い続けることなのかもしれないなぁ。。。
と、読んだあとにしばらく考えこんでしまいました。
  
この小説、高校生の時に読みたかったな。
まつたけ
まつたけ
2011年10月読了
面白かったが、やや流し気味に読んだせいか、話としていまいちまとまっていない気がした。多分、若干推理小説という感じになっているからか
魚住すくも
魚住すくも 2012年6月読了
2007年読了

ブックリンク:
国際情勢を考える
『オリガ・モリソヴナの反語法』
やまたこ
やまたこ
2012年9月読了
結末は悲しかったけれども
哲学的な意味はありますか?
これは、大事ですね
日常を題材にミステリーを展開させて行く素晴らしい作品ですね
戦争って悲しいですね
ミナト
ミナト
2012年10月読了
ユーゴスラビアの歴史を学んでからもう一度読みたい

読書ステータス

読了 21人
読みたい 2人

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