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三幕の殺意 (創元推理文庫)

三幕の殺意 (創元推理文庫)

中町 信

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1件のレビュー

この本について

その山小屋は尾瀬の名峰、燧ヶ岳が目の前にそびえ立つ尾瀬沼の湖畔にあった。昭和四十年――東京オリンピックが開催された翌年の、厳しい雪の訪れをひかえた十二月初旬。吹雪の晩、山小屋の離れに住む日田原聖太が頭を殴打されて殺された。山小屋にはそれぞれトラブルから、日田原に殺意を抱く複数の男女が宿泊していた。犯人は一体誰なのか。口々に自分のアリバイを主張する宿泊者たち。容疑者の一人でもある、刑事の津村武彦を中心に各々のアリバイを検証してゆく。最後の三行に潜む衝撃とは! 叙述トリックの名手として活躍した著者の遺作。

みんなの評価

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レビュー

himemomo
himemomo
2013年6月読了
数年前に「模倣の殺意」「天啓の殺意」「空白の殺意」を読んでから、ファンになり、やっと出会った4冊目…と思ったら遺作になってしまいました。
加筆、改稿されているとはいえ、これが40年以上前の推理小説とは。
もっともっと読みたかった。

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