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夜の国のクーパー

夜の国のクーパー

伊坂 幸太郎

3
26人が登録
6件のレビュー

みんなの評価

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レビュー

あおみ
あおみ
2012年6月読了
面白かったー!夢のような話だった!
久しぶりの伊坂作品であったが、流れるような展開と、会話のユニークさ、登場人物の魅力、どれもがより一層際立ち小説としての面白味を増していた。何と言っても、本作では猫が喋り、鼠も喋る。そして、クーパーという杉の木の化け物が登場する。ファンタジーと言われれば、そうなのだろうが、その表現には少し違和感があると思う。ファンタジーというよりは、「夢」というのが適当ではないか。誰もが一度は体験したであろう、夢の中での大冒険が本作、「夜の国のクーパー」ではないかとわたしは思う。
伊坂幸太郎が作り出す独特の世界観と語り口調でなければ、もしかしたら中弛みしてしまい、ラストまで楽しめたかどうか疑問である。
とにもかくにも本作では、「夢」のような世界を楽しむことができる。彼等が現実には存在しないことは理解している。だからこそ、夢で出会えればいいな、と期待して今日は寝よう。
くーさん
くーさん
2012年7月読了
これがファンダジーってものなのかな?何も解決せずに話が終わってしまったようにしか感じられない。この本は私には向いてないな。
kao
kao
2012年9月読了
読むのに疲れた。
lilicoffee
lilicoffee
2012年7月読了
ちょっと先がよめちゃったぞ。
たれえり
たれえり
2013年9月読了
ファンタジー。
妻に浮気された男が、釣りをしていたら、転覆し、気がつくと縛られていた。そして、ネコから、そのネコの国で起きている事について色々聞かされる
面白かった
yumiccha
yumiccha
2013年12月読了
伊坂幸太郎の『オーデュボンの祈り』が好きな私にとって、この『夜の国のクーパー』は共通点というか、同じ匂いを感じて好きな物語でした。
『グラスホッパー』や『陽気なギャング』シリーズのあの軽快な伊坂ワールドとはまた違って、ファンタジー要素のあるお話。
猫が人間の言葉が分かって、さらに、人間と話をしている。
そして、壁に囲まれた国王のいる国と鉄国の争いー妻に浮気をされ釣りに出かけた男ー猫と鼠の関係ー。色んな事が絡み合って、全く違うようで同じ世界で、面白く考えさせる。好きな本だと思った。

読書ステータス

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