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サヨナラ、学校化社会 (ちくま文庫)

サヨナラ、学校化社会 (ちくま文庫)

上野 千鶴子

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2009年1月読了
予備知識なしで読んでみたら意外にも面白かった本。

要約すれば、「東大に行っている学生は、先生や親から喜ばれるような成果は出して来ているけど、オリジナリティとかは全然だよーと東大の先生が言っている」一冊。

あ、要約とかもうまいってのも特徴。

上野氏の一言一言が突き刺さる訳で。たとえば、

「やればできる、と思えている君たちのその能力は、君たちが自分で獲得したものではない。それはまわりが君たちに与えてくれた環境のおかげだ。やらせてくれ、できれば褒めてくれ、伸ばしてくれるいう環境があってはじめて、やればできる、と思えてきたんだ」

とか、

学校は実社会とは異なる場です。失敗が許され、それがダメージにならずにすむ場であり、試行錯誤ができる訓練期間です。

などなど。ヘーと思わされることがたくさん。自分も学校という価値観にいまだに囚われているなーと反省しきりっす。

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