
この本について
元気はつらつとした知性をもつエリザベス・ベネットは、大地主で美男子で頭脳抜群のダーシーと知り合うが、その高慢な態度に反感を抱き、やがて美貌の将校ウィッカムに惹かれ、ダーシーへの中傷を信じてしまう。ところが...。ベネット夫人やコリンズ牧師など永遠の喜劇的人物も登場して読者を大いに笑わせ、スリリングな展開で深い感動をよぶ英国恋愛小説の名作。オースティン文学の魅力を満喫できる明快な新訳でおくる。
みんなの評価
5
5
4
3
2
1
レビュー

zooko012
2015年12月読了
【ジェーンオースティン祭1冊目】
ああ、なんて面白いのだろう!文学なのに。イギリス文学なのに。皮肉のききまくった、登場人物のキャラのたちまくった、ジェットコースターラブコメディ(キャラクター小説)。アホ・馬鹿者を徹底的に描写しこき下ろす手腕の何とも鮮やかなこと。文学なのに頁をめくる手が止まらない。今年読んだ中で一番面白いかも。オースティン。評価の高いのは知っていたが、全部読んでみようと思う(今、「エマ」取りかかり中)。
ああ、なんて面白いのだろう!文学なのに。イギリス文学なのに。皮肉のききまくった、登場人物のキャラのたちまくった、ジェットコースターラブコメディ(キャラクター小説)。アホ・馬鹿者を徹底的に描写しこき下ろす手腕の何とも鮮やかなこと。文学なのに頁をめくる手が止まらない。今年読んだ中で一番面白いかも。オースティン。評価の高いのは知っていたが、全部読んでみようと思う(今、「エマ」取りかかり中)。
この本を読んでいる人(4人)
読書ステータス
読了
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