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MBA経営戦略

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2007年8月読了
なんだか、最近はこう言った本を読む機会が増えてます。良いんだか、悪いんだか。

でも、面白い面があるのも事実なんですよね。なんと言うか、経済、社会、組織、そう言ったものって、めちゃめちゃ複雑だけど、何かしらのダイナミクスがある、そんな感じがしてます。おぼろげながらですけど。まだまだ新米なのです。

ソニーやキリン、キャノンなど、日本で名だたる企業、そして、世界にも打って出ている起業の戦略を、詳細にかつ分かりやすく考察しています。

大企業ならでは囚われてしまう「成功の復習」と言う名のパラドックス。優れた過去の業績が次の成功を阻んでしまうと言う皮肉。むむむ。

僕自身、特に成功した訳でもないんですけど、何故かその企業の中では、当人でもないのに、成功していると錯覚しがち。怖い怖い。

日本で有名な縦割り組織(うちもそうです)ならではの弊害。人事部が強すぎるが故に「ゼネラルマネージャ」が育たなかったり。ホント、そう言った部署って、その部門の存在意義がすべて!見たいに見ちゃうのはうがち過ぎなのかなぁ。会社つぶれたら元も子もないと思うんですけど。つぶれないって思っているのかも。

あと、人と仕事がセットになっている、ってのもドキリとしましたです。ありがちですもの。情報を人に伝えない、だから、その人しかその仕事できない。でも、そんなのめちゃめちゃ守りの姿勢。個人的には、一旦切り開いたら、それをノウハウ化して、他の人に渡して、さっさと新しいことしたいと思っています。一つの仕事にしがみついてもねー。

あ、あと、後半のキリンの分析に関しては、ビール好きと言うこともあって、楽しんで読めました。って、主旨違う。。

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