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ゲートSEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり〈1〉抜錨編

ゲートSEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり〈1〉抜錨編

柳内 たくみ

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この本について

オタク自衛官伊丹耀司二等陸尉(現一等陸尉)の活躍により、日本と異世界(特地)とを結ぶ『門』は無事、再開通を果たした。国際社会における『門』独占の優位性を保持したい日本政府は、自衛隊を動員して特地住民との更なる穏当な関係性を築くべく引き続き政治や地勢の調査に注力する。海上自衛隊の江田島五郎一等海佐、そして彼の部下であり元凄腕料理人の徳島甫二等海曹の二人も、調査任務を帯びて特地の各国を回っていた。そんなある時、江田島と徳島に対し、特地碧海に列なる諸島で拉致された米国籍ジャーナリストの奪還に関わる特命が令された。さっそく二人はおやしお型潜水艦『きたしお』に乗り込み、異世界の海に船出する。だが、碧海周辺は列島諸国と海賊とが群雄割拠する混乱の渦中にあった―。

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