レビュー

zooko012
2011年11月読了
元読売新聞観戦記者による最新の棋界本。羽生登場前後から現在に至るまでの棋界の歴史を簡単におさらいし、10代・20代の若手棋士を紹介。内容に深みは全くないが(反対に、梅田望夫の将棋本がいかに素晴らしいかがよくわかる)、森内に5歳の将棋に夢中な息子がいるとか、佐藤が2歳の娘に首ったけであるとか、若干のこぼれエピソードは楽しい。また、若手の紹介部分は、これから戦国時代となるはずの将棋を観戦するうえで、参考になるかも。とはいえ、全く時間をかけていない安直な本の作りだなぁ。。。