この本について
久慈屋の跡取り娘と番頭の祝言が迫った夏、駿太郎が高熱を発し、元庵先生の屋敷を訪ねた小籐次は、ひょっこり現れた秀次親分から相談事を持ちかけられる。御用の手助けが過ぎると観右衛門に釘を刺されていた小籐次だが、聞くともなく聞いた頼みは、にわかには信じ難い、幕閣をも巻き込む大事件を解決するための助力だった。大興奮の第十七弾。
読書ステータス
読了
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