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自殺プロデュース

自殺プロデュース

山田 悠介

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10人が登録
2件のレビュー

この本について

深夜のビルの屋上に、管弦楽の生演奏が響き、男がそこから飛び降りた。内臓の飛び出た死体に、演奏していた女たちが群がる。ある女は死体の写真を撮りまくり、ある女は興奮してカッターで自分の身体を切りつける...。白川琴音の喜びは、美人指揮者・真理乃が率いる大学の極秘サークル「レーヴ・ポステュム(死後の夢)」のメンバーとして、自殺する者のために、美しい音楽を奏でること。が、ある日、自殺志願者が「やっぱり死ぬのをやめる」と言った途端、真理乃が豹変。自殺者の最期に魅入られた六人組が、“完璧な死”を求めて狂気の暴走を始める。山田作品史上、もっとも妖しく、もっとも残酷なサスペンス・ホラー。

みんなの評価

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レビュー

joshuaymns
joshuaymns
2012年2月読了
自殺志願者のもとに現れて、最後の瞬間に少人数編成で曲の演奏をして見送る…「自殺プロデュース」。しかし、一人の男が自殺をしなかったところから歯車が狂いはじめる。
a3h2m3
a3h2m3
2012年10月読了
女性が主人公なので、山田悠介さんらしくないなあと思いながら読みましたが、最後はらしさが存分でした。面白く読めました。

読書ステータス

読了 9人

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