レビュー

zooko012
2011年12月読了
ヤメ検・民暴弁護士として大物だった著者の検察・暴力団・弁護士会と闘った日々の回顧記である。実名をあげながらの赤裸々な記述がなされている。著者は、出版契約直後にフィリピンで死亡した(自死とされている)。本著は、内容的にも間違いなく、自身の死を覚悟して遺言として、弁護士としての最後の挟持から書かざるをえないものとして、記されたものであろう。著者を死に至らせたであろう何かを考えると、鬱々と何ともやりきれない重い気持ちになる。これ以上の感想を記すことは差し控えるが、終章の著者の初恋の憧れの人との紆余曲折を綴った章は、他章と違ってセンチメンタルで驚くが、この人との邂逅は著者の人生にとって、陽だまりのような大切なものであったのだろう。その分、胸が痛い。
【後記】
著者が亡くなった背景事情らしきものを聞いた。。。う~ん。そうだったのか・・・・。う~ん。。
【後記】
著者が亡くなった背景事情らしきものを聞いた。。。う~ん。そうだったのか・・・・。う~ん。。
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