この本について
フィリピンでは、現地語が満足にできない日系ハーフは生きていくのが難しい。「太郎よ、大和魂だ。我々の祖国、日本へ行き相撲で名を上げよ」フィリピン人の母、日本人の父(無一文)を持つ旭山太郎は、父にそう命じられた。「慣れていくしかないんだ」しごき、ライバルとのいさかいに揉まれながら、十五歳の太郎少年は出世を目指す―。
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