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三千枚の金貨(下) (光文社文庫)

三千枚の金貨(下) (光文社文庫)

宮本 輝

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1件のレビュー

この本について

斉木たち三人の男に、謎に拘わる女性・室井沙都を加えた四人は「宝捜し」を進めていき、和歌山の地に辿り着く。その過程で、金貨を埋めた男・芹沢由郎の数奇な人生が、彼らの前に浮かび上がる。闇の世界に君臨した芹沢の哀しい思いと、満開の桜の花のイメージに突き動かされた人間たちの縁。金貨が語る膨大な物語の結末で、彼らが手にできたものは何だったのか。夢に突き動かされた男と女。人生がいとおしくなる傑作。

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レビュー

Uni
Uni
2013年4月読了
金貨をめぐる人間模様が面白く、あっという間に読んでしまった。
所々に出てくるゴルフに関係する記述があり、ゴルフに興味のない人間には「???」であり、その中に隠されているのであろう裏の言葉も読み取れない。
でも、面白かった。

読書ステータス

読了 4人

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